来週末には別居期限の1か月が経過し、家に戻ることができる。
ただ、嫁の気持ちは離婚に向いて、微塵ももとに戻す気は無い。
離婚協議書のレビューもあらかた終え、俺自身の中でも少しづつ、離婚を受け入れた後の生活を考える余裕が出来てきた。
・子供がいない日常
そもそも平日は朝と子供が寝る寸前しか会うことが出来ていない。土日も子供の習い事の送り迎えや買い物などに奔走し、まとまって子供と遊んだりコミュニケーションをとれていない。ならば、月2回の週末を面談にフルに使い、メリハリをつけてコミュニケーションとれるのではないか。子供達も普段よりも貴重な機会として面談の期間をとらえて大切な時間として考えてくれるのではないか。
・金銭面
これまで自分のために使う金はほとんどなかったが、養育費と自分の生活日だけの出費でよいのであれば、かなり余裕がでてくる。ただし、その余裕を向ける先が俺にはない。これまで子供と家庭に人生を捧げてきたので、どう時間と金を使えば、人生の糧になるのかわからない。
・日常生活
嫁と子供が引っ越すまではローンを支払う必要があるし、離婚に関する細かな雑事が増えることが想定されるため、当面は近くに住む自分の実家に身を寄せる予定。自分の親は、おそらく受け入れてくれるだろうと思っている。離婚後落ち着いたら、どこかにアパートを借りて住めば良い。ローンが残る家と車は売りに出す予定。
・自分の今後の人生について
今までは子供と家庭のために働くという使命があった。それは離婚後も子供たちの親であることは変わらないため、問題ない。子供が金銭面で困ったり、人生で躓いたときには、全力でサポートできる状況を常に持ちたい。それは具体的には金と、緊急時に駆けつけられる時間。後は、今すぐには具体的に考えられないが、伴侶。老人になって独り身は、、おそらく寂しい。老人にならなくても、今でも少し寂しい。
とりとめないが上述のことが纏まってきた。おそらく、日常の育児や雑事から解放され、金銭的にも余裕がでるため、俺自身は楽になる。嫁はつらくなると思うが、この際、考えないことにする。もう、あいつは自分の中では敵である。