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バツイチ子あり父さん

子供3人の親権を取られた男のブログです。子供は可愛い。でも自分の人生も謳歌したい。人によっては不快なブログかもしれません。でも自分なりに精一杯頑張ります。

離婚後初めての子供との面会

子供と離れてからの約2週間ぶりの面会。

その日は朝早くから起きて、午前9時頃には元嫁と子供が住むマンションに向かった。車はレンタカー。

子供と会える嬉しさと、果たして子供たちはどんな顔をして出迎えてくれるか…一抹の不安があった。

待ち合わせに指定したマンション脇の公園に、子供たちと元嫁の姿があった。俺が彼らの脇に車を寄せるとすぐに子供たちが気づいたらしく、きゃっきゃっと笑い声をあげてくれた。長男も笑顔で「パパだー。」と声をあげてくれている。

車を止めて、運転席から降りると、まず娘達が足にまとわりつく。二人とも笑顔だ。長男も少し照れくさそうに、新しいくるまー?なんて聞いてくる。

そばにいるだけで不快な元嫁がいたので、すぐに後部座席を開けて「行こう!のれー!」と子供たちを促す。嬉しそうに車に乗り込む子供たち。子供たちが乗り込んだのを確認したので、車を出発させた。元嫁にはラインで予め、いつ迎えて、いつ送るかは伝えてあるので、特段話す必要はないので、話さなかった。し、目線も向けなかった。「離婚協議書」に書いてある以上の事はするつもりはない。

車で実家に向かう道中、子供たちに順番に「学校・保育園」での近況や、楽しかった出来事を聞いてみた。複雑なことを一生懸命に言葉を重ねて伝えようとする娘達。学校のクラス替えがあったことで、担任とクラスメイトが変わったこと、そのメリット・デメリットを冗談を交えながら話す長男。たった2週間ほどだが、成長が感じられた。そして道中ずっと会話は尽きなかった。

子供たちをこちらの実家に連れてきて、ジジババとあらかじめ来る予定を立てていた、親戚の夫婦とその子供も一緒に、楽しい時間を過ごせた。同年代の親戚がいることで、子供たちも子供同士で遊べる。俺はタイミングを見計らいながら、子供を一人ずつ呼び、二人きりで遊んだ。長男とはWiiUのゲームや公園でのサッカー。娘達とは人形ままごとと、砂場遊び。室内と外でめいいっぱい遊んだ。

楽しい時間はあっという間に終わり、初の面接となる一泊二日は終わった。子供たちからしてみれば、離婚前同様の親戚たちと泊りで遊ぶ週末になったと思うが、俺にとっては少し感慨深く、別れ惜しい思いがした。

予め離婚協議書に則り、伝えておいた、送る届ける日時に、車で子供たちを送り、初の面接は終了した。最後に車の中で、一人ひとりにまた、離婚前に話をした内容を伝えた。

「俺はいつまでもお前たちのパパだから。困ったことや悲しいことがあったら、いつでも絶対に助けてやる。そしてまた、一緒に遊ぼう。次はゴールデンウィークに会って遊ぼうな!」

相変わらず、娘達はいまいち何を俺が言っているのか、わかって無いようであったが、長男は少し泣きそうな顔を向こうに向けて、「次はゴールデンウィークねー。わかったー。」と言っていた。表情は見えなかったが、これで今は良いのだと思う。

忌々しい元嫁が公園脇で待っていた。その少し向こうに車を止めて、子供たちをおろした。

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